アンティーファクトリーを退職しました
ついに退職エントリを書く時が来た。
2018年3月末をもちまして、株式会社アンティー・ファクトリーを退職いたしました。
在職中はマークアップエンジニアとして主にWebサイトのコーディング、演出実装、機能実装を中心に小規模〜大規模の様々なジャンルの案件に携わらせていただきました。
充実した日々を過ごすことができ、アンティーの皆様には大変感謝しております。
新卒で名古屋オフィスに入社した僕は、一ヶ月後に初めての挫折を経験することになりました。
当時はCSSアニメーションもまだ出始めたばかりで、ノウハウが全く無かった僕はどうすることも出来ず、動けなくなってしまい、とにかく自分なりに調べて手を動かしてみるも上手く行かず。
更に追い打ちをかけるように、IE6の対応という地獄も待ち受けていました。
そんな状況でも、僕の上司エンジニアのMさんやデザイナーのKさんに付きっきりで実装を見ていただいたり、演出の「ここちよさ」のヒントを与えてくださいました。
今思えば、僕がCSSアニメーションを好きになり自分の武器にするきっかけになったのもこの案件だと思っています。
(ただしIE、テメーは許さねー)
この後もさまざまな挫折がありましたが、Slackで東京や大阪支社に質問・サポートできる体制が整っていたので安心でした。
3年目くらいになってくると、自分で案件の進行管理やスケジュール交渉を行ったりすることが多くなりました。そういった経験を積んでいくうちに、「何とか間に合わせたい」という相手の要求に対して、
「Aの仕様では実装が厳しい可能性がありますが、Bの仕様(自分の提案)であれば要件も満たしつつ工数も抑えられます」
と完全に相手の要求を拒むのではなく、どうしたら近づけるか、別のアプローチを考えられるようになっていました。
これは自分の中でも衝撃的な変化でした。
とまあ、書ききれないくらいアンティーでの日々は濃厚で充実したものとなりました。
当然、良いことだけでなく「大丈夫かこの会社」と思う時もありました。でも、僕の力だけではどうすることもできない問題だったので、そこはもう割り切っていました。
ただ、どうしても我慢できないこともあったので、しびれを切らし、今回転職に踏み切ったというのもあります。
でもそれは理由の1割くらいで、残り9割はもっとポジティブな理由です。
次の職場は舞台を移して東京。
株式会社GIGという、Webサイト制作業界では有名なLIGの元社長が2017年4月につくったばかりの会社です。
僕はここで、フロントエンドエンジニアとして新しい一歩を踏み出すことになります。なぜGIGにジョインすることに決めたのかは、また次のエントリで。
…
こうして約4年のアンティーライフに幕を下ろしました。
みんな良い人だったな。
最後に頂いたちょっとしたプレゼントに、涙が止まりません。
送別会でめっちゃかわいいプレゼントをいただいた😭😭😭 行ってきます!! pic.twitter.com/axVEMbKblL
— kokushin (@kokushing) 2018年3月30日
ありがとうございました😭
今後とも、変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします。